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		| Author | 被災地の岩手日報(3月18日号) | 
     
		| 今ちゃん 
 
  
 Joined: 14 Oct 2006
 Posts: 264
 Location: 東京都北区
 
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				|  Post subject: 被災地の岩手日報(3月18日号)    Posted: 2011.03.19. 14:27 |     |   
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				| aokiさんの記事が載っていました。 作家の斉藤純さんが書いた『できることを懸命に、復興けん引
 目指す人々』というエッセーです。
 
 『aokiさんが復興の狼煙を上げると店を開けたこと、
 それに賛同して多くの店が続いたこと』が載っていました。
 
 頑張って下さい!
 東北地方のクラブ員の方々!
 _________________
 1100RT−1150RT−1200RTとRT一筋です。
 浮気はしません!
 
 すいません、浮気しました!(^^;
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		| かず 
 
  
 Joined: 15 Oct 2006
 Posts: 316
 Location: 神奈川県逗子市
 
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				|  Post subject: Re: 被災地の岩手日報(3月18日号)    Posted: 2011.03.20. 01:15 |     |   
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				| 全文ご紹介いたします。 きっと、今頃全国の方々は自分に何が出来るのか考え続けている方も決して少なくありません。
 自分の微力がどのような形で役立つか?
 かつて、3年前の地震の際は、「被災地に出向くことが一番の復興になる」と言われていましたが、今回のそれは桁違い。
 まだその段階にないことは報道の通りです。
 避難所生活が収束して、仮設住宅にその中心が移って行くことでしょう。
 そして街の復興が進行してゆく頃がそのときなのでしょうか?
 皆様が一日も早い復興を待ち望んでいることは間違いありません。
 
 
 作家・斎藤純さんメッセージ
 
 「大通から復興の狼煙(のろし)を上げる」
 
 冷麺発祥の店として全国に知られる盛岡市大通の焼き肉店が、そう宣言をして13日に店をあけた。
 
 「盛岡が一日も早く元の日常を取り戻すことが、沿岸の復興の牽引(けんいん)力にもなるはずだ」
 
 近隣の飲食店もそれに続いた。
 
 私はこれまでに経験したことのない地震のショックでまだぼうぜんとしていたところだったから、その知らせに目を覚まされたような気がした。
 
 まちへ出てみると、老舗のわんこそば店が、ざるそばとかけそばを特別に100円で提供していた。肴町アーケード商店街でも、ドーナツチェーン店が品数こそ少ないものの100円サービスを実施、その向かいの理容店も営業をしていた。まだ断水している地域もあったから、ありがたかったに違いない。
 
 既報のとおり、11日に発生した大地震で、岩手県の沿岸部が甚大な被害を受けたが、内陸の盛岡はかろうじて被害が小さかった。もちろん、停電、断水にみまわれ、電話は不通になったが。
 
 それらが復旧するとともに、多くの人々が立ち上がった。15日になると、一見、商店街は以前と変わらないまでになった。しかし、道を行き交う車の量が3分の1ほどであることに誰もが気がつくだろう。
 
 居酒屋の若い経営者が、農家から直接仕入れてきた野菜や卵などを店先で売っていた。
 
 「自分たちにできることを、できるところからやろうと思って」
 
 被災地で避難生活を送っている人々の状況をニュースで見るたびに、何かできることはないだろうか、と焦りに似たものに襲われていた私は、盛岡のまちを歩くことで何か教わったように思った。
 
 懇意にしている自転車店に立ち寄ると、てんてこ舞いしていた。通勤や配達に使うために、しまい込んでいた自転車を整備に出す人が殺到しているのだ。
 
 ガソリン不足の影響とはいえ、これも盛岡の心意気を示す事例のひとつといっていいだろう。新たに買い求める人も増えているという。
 
 「だけど、モノが届かない。パーツもじきになくなりますから、持ってこられても修理ができない」
 
 ガソリン不足によって、物流が途絶えているのである。無事ですんだ人たちが復興の牽引力となろうとしているのに、なんとも歯がゆい。
 
 ここに記したのは、私のまわりの小さな範囲のできごとにすぎない。花巻でも北上でも奥州でも一関でも、そして東北の各地で同じような機運が高まっているに違いない。その取り組みはきっと実を結ぶだろう。
 
 そう信じて、私たちは明日も生きる。
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